ヲタクのたわごと

なんかあったらこっそり更新する

誰にも負けんなよ!

月曜日なのでしっかり仕事だったものの、全く使い物にならない4月1日だった。仕方ない。気負っちゃうよね。とても疲れました。仕事してないけど。

 

timeleszの新メンバーオーディションは肯定の気持ちで受け止められたんだよね。怖くてツイッターは見れなくて暫くログアウトしちゃったけど。自分は昨日も終始ビチャ泣きしてて、決して軽い気持ちで好きだったわけじゃないとは思うんだけど、菊池さんが言うような「面白さ」をしっかり感じてしまった。「しまった」って言うとネガティブだな。

 

エースストライカーでポイントゲッターの中島さんが抜けることは、まだまだ飛躍していきたいグループとしてはとんでもない痛手。だから我々の衝撃もすごかった。残った各々がグループに所属しつつソロプレイヤーとして強くなっていくのも一つの手ではあるのだと思うけど、正直、脱退メンバーがいる先輩グループを外野から見て思うことがあったのも然り。しかもメンバーはまだ全員20代。世代で言えばスノーマンやストーンズと変わらない、何なら少し若いかもしれない。まだグループの価値が萎んでいくフェーズじゃない、ソロプレイヤーとして強くなるフェーズじゃないと、自分も彼らを見て思う。嵐に憧れてきた彼は「グループ」が好きだと思うし。

戦闘力が5あったうちの主力エンジン失ったのに、まだグループで売れたい気持ちを諦めてないんだったら、これくらいの起爆剤があって全然良いと思う。

 

 

失うばっかりで前に進めない歯がゆさもあったのかもしれない。もちろん、現状に立ち止まって、一緒にゆっくり進もうとしてくれたチャプツーの時間はすごく自分にとって大事だったし大好きだった。でも、いつまでも「5」に拘ることはできないともうっすら思っていた。ずっと切り替わるフェーズにいて、じゃあいつから本腰入れて進んでいくんだろう?って。

 

それが昨日、3月31日に本当に終わった感じがした。セクシーゾーンはチャプター2になろうとしたけど、ならなかった。チャプター1を「5」人で終わらせた。そんな感じがした。

 

また新たな起爆剤を入れて盛り返したい、ここから進んでいきたい。そんな思いを勝手に汲み取って、この決断はとっても良いと思った。

 

何にしても私は Ride on Time 出のキクフウのヲタクなんで。「20周年に5人でいることを祈るしかない」と言った、その切実さと儚さとメンバーへの愛情に、この人のことを信じてついて行こうと思った。信じられなかった瞬間なんて1秒もない。そうやって今日まで生きてきた。折れず、腐らず、グループとして叶えたい夢を、まだまだ追い続けて欲しい。私は、決して盲目ではないはずだけど、あなたを全部肯定します。

 

中島さんに「誰にも負けんなよ」と言った菊池さんの手紙が大好きだったけど、

お前も、いや、お前こそ、絶対誰にも負けんなよ。

まさに "Life is full of surprises" だった

気のせいかもしれないけどセクシーゾーン のヲタクになってからブログの更新頻度が上がった気がしてて。ちょっとブログ読み返してみたくなった。

 

 

ライブもないのに更新してる。make me brightの歌詞みたいに、照らし続けることが目標で、ファンとしての自分の芯になるような曲だった。ポプステ新規だから、いつかmake me brightをライブで聴きたいなぁと思ってたな。

https://mimimixsan.hatenablog.com/entry/2022/04/28/113524

 

マリウスに会いたくて会いたくてバグった日。初めて公開された Trast me Trast you の2番の歌詞が刺さってしまって泣きながらブログ書いた記憶がある。

https://mimimixsan.hatenablog.com/entry/2022/09/06/001853

 

まさか自分が泣くと思わなかったセクゾの初ドーム。セクシーゾーンを好きになれてよかったって心の底から思った。

https://mimimixsan.hatenablog.com/entry/2022/12/18/210411

 

Creamの「これから、これなら飛び出せるかな」って、ちょっとだけ弱気が混ざった歌詞も、セクシーゾーン の第二章を表すようで好きだったな。

https://mimimixsan.hatenablog.com/entry/2023/05/02/002426

 

ChapterⅡは、マリウスへが卒業した寂しさを隠さず全員で共有できたのが嬉しかった。ずっと Sad World に助けられた2023年だった気がする。

https://mimimixsan.hatenablog.com/entry/2023/08/07/225224

 

 

 

いちばん最初にセクゾのこと書いたブログはこれだった

https://mimimixsan.hatenablog.com/entry/2020/12/19/041727

バカみたいなタイトルでアレだけど。でもこれ読み返して泣いちゃった。

まさに「攻め」と「守り」の真骨頂なのが、中島健人がポイントゲッター。俺は中島いいパスを出すのが役目。って、そんなことも言ってて、いや、菊池風磨すげえ!ってなった。

ケンティーが「背中預けられる」って、いつかのラジオで言ってた意味が、だんだん伝わってきた。物理的な「背中合わせ」じゃなく、精神的支柱のような。 

当時セクゾ初心者だった自分で、この解像度の高さを魅せていたふまけんって一体。今日更新された菊池さんのブログを読むとなんも言えん。

 

20周年を迎えるとき、5人でいることを「祈るしかない」って言うんだよ。5人でやりたいから「頼む戻ってきてくれ」なんて松島に言えなかったって。

この時にもう「永遠なんかない」って気づいてたのかもしれない。誰かが辞めたいと思ってるとかそう言うことじゃなくて、人生って何が起きるか分からないから。

 

 

 

どうしてもセクゾの曲は今は聞けなくて(人生遊戯の歌詞を噛み締めながら風呂に入ったら普通に号泣してしまった)松村さんが作ったSixTONESプレイリスト聞きながらこのブログ書いてるんだけど、今、セピアが流れてきてさ、、、

このまま全部忘れたい どんな一瞬も忘れない

って歌ってるの、本当にヲタクってそんなのの連続だな。

全部なかったことにしたくなる瞬間があるのに辞められなくて。禁煙外来みたいにヲタ卒外来を作って欲しい。時々、無性に、どうしようもなく、ヲタクを辞めたいと思うのに。終わりが来るなら最初からなくていいと思うのに。でもこの3年、本当に楽しかったんだ。楽しかったというか、ただ大好きだった。そうじゃなきゃこんなにブログが残ってない。

 

4月から改名して3人になるグループを、きっとこれからも応援すると思うのだけど、今は、ただただ寂しい。

君を思い出す、前を向く


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セクゾのライブに行ってきた!@熊本

横アリ当たらなくて、唯一当たったのが熊本公演。当選した瞬間は笑ったけど、セクゾの第二章、どうしても見たくて、単身熊本に乗り込んだ。遠征効果も相まって、本当に、すっごい楽しかったし、やっぱりこの「第二章」と銘打ったツアーに入れて、見れてよかったなー。ほんとに楽しかった!

 

 


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現実逃避のためにこのライブがあるんじゃないですよ。明日からなにかを、すこしでもいいから、これからの人生を頑張る活力にして欲しい。僕たちも頑張るから一緒にがんばろうと。風磨さんはそんなようなことを言ってた。

ファン側からすると、これまでと変わらずライブそのものは、やっぱり夢のような時間だった様に思うけど、今回の、このライブ「ChapterⅡ」は、彼らにとって変えられないほど「現実」だった。地に足をつけて、前を向いて歩みを進める、痛いほどのリアリティを届けられたんだと思った。

 

Sad Worldで本編が終わると言うライブの構成は知ってたんだけど、演出を目の当たりにしてやっと伝わるものがあったりして。オレンジに照らされる会場と、渋谷の街を映し出し、矢継ぎ早に歌詞が出てくるモニターを見ていると、やっぱり泣けてきた。

 

あの渋谷のセンター街の暗さ、雑多な街の中でポツリ取り残されたような気持ちになる異様さ、自分を取り巻くもの、過ぎ去るもの、関わりのない人たちからすれば我々はちっぽけな存在であって、そんな集合体の中で、誰も気にも留めないけれど、本当は寂しい気持ちを抱えている。そんな人たちがオレンジ色のペンライトを持って、このライブに集っている。

2番の歌詞、悲しい世界で、君を思い出す。モニターに映った風磨さんの手は「5」を作ってた。まぁ、、、泣くよね。

 

 

Sad Worldの歌詞は、後悔、寂しいという思い、感謝、でもやっぱり寂しい、という風に続くのだけれど、2番Aメロ後半、ケンティーパートから、前に進む気概というか、決意のような内容に変わる。2番のサビは「また去る誰かのため前向く」とあって、それは離れていくファンのこと指すのだと、勝手に解釈してる。

 

5人旅での風磨さんの言葉をまた思い出す。自分たちが倒れたら誰もついてこれないから、だから、応援して背中押したんですよって表向きには言うんだって。

寂しい気持ちを隠して、あ、いや、隠してないか。こうやって晒して、みんなで共有して、そうやって前を向いている彼らのリアルを、あまりに生々しいこのラストを、泣かずには見れなかった。

 

 

噛みしめるように「楽しい」と言った勝利くん。あの噛みしめるように、反芻するように何度も言う「楽しい」が、なぜか、どこか寂しさを浮かべているようにも見えた。楽しいと寂しいが混在する、セクシーゾーンのリアル。それが「ChapterⅡ」の始まりと言うのは、いや、よく出来すぎたライブだよ。

 

 

Sad Worldって、この冒頭のメロが、曲中ずっとリフレインされてるんだよね。でもこのメロが主メロになる瞬間は、本当に、この冒頭にしかなくて。

Our world we step through
Stuck in thoughts where are you

 

Aメロなんかは特に、リズム+このメロみたいな構成ですごくシンプル。

後悔、寂しさ、感謝、と続く歌詞の中で、やっぱり「前に進む決意」のようなところに意識が行くように、ここでリズムの数すらも減っているように聞こえる。今まであったハイハットオープンが一瞬なくなるのかな?私はクソ素人なのにこう言う類のことに口出してて本当に申し訳ないけど、

So I don't wanna waste my time

から、あの一瞬で引き込まれる感じ、冒頭メロと、この言葉の羅列しか存在しない世界観がたまらなく好きだった。

 

改めて、後悔、寂しさ、感謝、決意と続く中で、冒頭のメロがリフレインされている意味を考える。冒頭の歌詞はつまるところ、

私たちが歩む私たちの世界、あなたがどこにいるのか考えるのを止める

と言ったところかな。※翻訳かけた上での勝手解釈なので意訳が入ってますがご了承ください。

 

ふと、Dreamの落ちサビの歌詞を思い出す

どこかで会えたとしてもそっと目を逸らしてまた歩き続けるでしょう

 

そして、Sad World冒頭の歌詞に続くのは

But I'll miss you

でも寂しい。これなんだよな。

 

 

マリウスはマリウスの世界を歩むし、4人は4人の世界を歩む。戦う世界線は切り離した上で、後悔も寂しさも感謝も決意も全部ひっくるめて「君を思い出し、前を向く」そんな歌だ。Sad World。

 

 

歌える?と聴かれた頃には私はもうボロボロに泣いていたけど、泣きながら一緒にSad Worldを叫ぶように歌った。泣きながら歌う自分に酔っていただけでもいいと思えるくらい、好きな時間だった。

 

 

東京に帰ってきたらこのブログを書こうと、公演終わりから決意して、帰りの飛行機の中でメモを書き起こしていたのだけど、危うく泣きそうになってやめた。2023年後半になっても、セクシーゾーンに泣かされる日々は、まだまだ終わらないのだな!

いいよ、受けて立つよ!(そんなん大負けだろ)

 

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I know it's sad but look at the sky 照らす青空を

私も頑張るよ。人生を。だからまた会おうね。

音楽が好きで、よかった。

 

待ってくれ、人生が楽しすぎる(ドデカ主題)

 

 

こんなに楽しくていいの?というくらい楽しくなっている。何がそんなに、というと、好きだと思える音楽に大変に囲まれてしまっていて、感情がハイになっている、今です。

 

先月まで仕事に追われすぎて「自分の人生って一体何?」とメンタル崩壊の大打撃を食らっていたくせに、5月に入った途端、4月の反動で入れまくったライブの予定といろんなリリースが重なって人生が楽しくて仕方ない。自分の生きる術が、やっぱり音楽に詰まっていることを実感せざるを得ない。人生って、楽しい!!!!!!!(よかったね)

 

 

 

そんな最近の好きな音楽をただ書き綴りたいだけのブログをやります。

 

1. こっから

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これがないとこのブログは始まらない、ガチでなんなんだこの人たちは!?!?

 

まず、ABAREROをリリースする週に「こっから」をドラマ内で公開するサプライズ解禁だったこと、それがドーム前だったこと。東京ドームを経てドラマ内で流れる「こっから」を聴いて泣いちゃったこと。色々と、やりすぎてる。

 

ストのシングルカットでいちばん好きな曲は「共鳴」なんだけど、それも歌詞が印象的でずっと残ってて「焦燥抱いて競争?よしましょう然様なら」に本当に救われたから。ストは自分たちのことを歌詞に当て込むのが本当に上手い。当て書きはファンにしか伝わらない感じがしてあんまり好きじゃないと思っていたけど、それが嫌らしくなくて、スッと届く。

今回の「こっから」のサビの歌詞。「どうしようもないままが自分なんだ、こっから始まんだ」「夢と相思相愛になれるはずなんだ」で本当になんか、涙出る。

 

仕事って成功ばっかりじゃない、それは自分が仕事してて思うことだけど、彼らの場合は世に全部晒されるわけじゃない。本当にしんどい職業だなと推測だけで思うけど、でも、そうやって泥臭くやっていく感じを共有してくれて、でもそんな姿すら楽しそうでもあって、泣けてきちゃう。このMVのダンスシーンのみんなの顔、本当にいい顔してて、それ見てても泣けるし、泣いてしかないんだけど!?

 

音源とMVで泣いている「こっから」を、パフォーマンスで見たら俺はどうなるんだ?という一抹の不安はありつつ、とにかく、好きでいて良かったなぁ、を、ずっと更新させてくれることが、ただ嬉しい。ストーンズのこと、俺、一生好き。

 

 

2. FANFARE

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妹に勧められて見たらめっちゃ良かった。曲の疾走感とMVの可愛らしさ。キャッチーなメロ。こんなん、嫌いな人いなそう。こういうINIをずっと見たかった気がする。

 

MVかわいい〜TWICEみたい〜とか思ってたけど、今日CDTVでFANFARE歌ってるINI見てたら解像度が爆上がりしてもっと好きになっちゃった。落ちサビのMJと京ちゃんのハイタッチでクソほど沸いちゃって。なんだそれは。ヲタクがぶち上がっちゃうじゃないか。

こういう疾走感ある曲の落ちサビ大好きなんですよね。ラスサビで盛り上げるためにブレーキを掛ける感じ。自分は3拍子(3連符)と四つ打ちに弱いなと常々思ってるんですけど、まさに。落ちサビの四つ打ち+MJ京介(ケミ名なに?)のタッグに完全にやられてしまいました。髙塚ヲタですが。

 

 

 

3. Vivid

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BE:FIRSTではやれない音楽性を体現する、みたいな話を聞いていた(超絶うろ覚え)MAZZELが、結局どういう方向性で活動していくのかよく分かっていなかったのだけど、何にせよこの曲は良い。

 

え、このサビでテンション上がらない人間がこの世にいる?初見で「え、待って?良すぎん?」となってしまった。以来、プレイリストに入れて毎日聴いている。ガチで良すぎる。これもサビの四つ打ちっぽいリズムが印象的。やっぱり好きなんだろうな。四つ打ち。

 

THE FIRST のオーディション見て最初に「いいな」と思ったのがKAIRYUだった。その良さがこの曲の随所に散りばめられてて、本当にMAZZELと出会ってくれて良かったと思った。他行かれてたら、もう会えなくなるところだった、私が。声の聞き分けがそんなに得意じゃなくても、「あ、KAIRYU」となる、あの唯一無二の声が本当に好き。

声の良さでいうとRYUKIも好き。あのマイク乗りの良い声質は、私が好きなやつ。RUIとかに近いのかな。自分の中のイメージは、BEYOOOOONESのみいみとか、つばきの希空ちゃん、アンジュのかわむ。他にいない甘めの声質で、曲の中で不意に出てくると「おっ?」ってなる、ある種カンフル剤みたいな声。あーれが、マジで好き。

 

なんにしたって、NAOYAの顔が良い。かっこいい、ビジュがいい、分かる。なんか、そんな次元じゃなく、とにかく目を惹く。異次元。ここぞという時に切り取られるのはNAOYAのアップの顔。B小町のアイが実在したら、あれはNAOYAなのかも。(例えです。MAZZELみんな素敵です。)というくらい、素晴らしかった。蓋開けたら全員とんでもないんだから、人気出るな。MAZZEL。とんでもねぇグループが、またできちゃったな。

 

 

4. Who I Am

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今週セブオダを観る機会が出来たので予習してたら、とんでもねえ「DUAL」とかいうアルバムに出会ってしまった。

上述のどこかでも書いたけど、この、疾走感ある曲の中で「溜める」瞬間がとんでもなく好きなの。Who I Am で言うと、1番サビ?の、みゅさんソロパート。え、そこでガッといかないんだ?と言う、裏切られた感。プラス、同じメロをリフレインさせて2回目でガッといくのが自分の中のセオリーだった。そしたらそのままAメロに入って、2番?と言う雰囲気になるから、面白いよね。なんなん。(なんなん?)

 

この2番もめっちゃかっこいいよね、さなぴーのラップ?パート。あそこから安井くんの高音に繋がるのも良い。K-POPは歌い方を揃える傾向があるけど、J-POPは個を尊重してくれるというか、それぞれの声色が聴き分けられるような構成にしてくれてる印象があって、だから自分は、J-POP(のなかで活動するグループ)が好きだなぁ、と思う。

 

&Yがめっちゃ好きで聴いてたくらいの情報量しかなくて、でもここにきてDUALが良すぎて、この状態のままライブ見ちゃったら、俺終わっちゃうかもしれない。。。これ以上推しを増やせない(∵金がない)ので、若干、恐怖に苛まれている。(推すならみゅっさんと既に決めている人)

 

 

 

 

 

 

 

ふと思い出したけど、そういえば昔同じようなブログを書いたな。で、この時は全部ガールズグループだった。

mimimixsan.hatenablog.com

 

今、ボーイズグループがジャニーズ1強じゃないことも結構嬉しいんだよ。ジャニーズ内部だって、ジャニーズらしさのある曲ばかりじゃなくなったことも。

自分がボーイズグループに特化してこんなブログを書きたくなってるのは、当時の自分からすると意外で、時の流れは感じるけど、根本は変わってないね。好きな音楽に囲まれすぎて胸がいっぱいで容量オーバーになって文字にしたくなった。満足いたしました。

 

 

 

 

 

追伸:こんなブログを書いている翌日にこれが公開されるので、本当に人生に勝ち続けている。ティザー見た。もう好きだもん。音楽を聴くために生まれてきたんだよな。本当にありがとう、俺の人生。

youtu.be

 

曖昧でいいんだって。

めっちゃかわいいMVきた!と呑気なことを思っていた自分、本当にバカだな。

 

youtu.be

 

 

CDTVでフルサイズ初披露の5月1日、それまでにもう、何度見て何度聞いたか分からないCreamを聞いて、気づいたら大号泣してた。

 

恋愛ドラマの挿入歌であり、ラブソングだと銘打って出されているけど、これは、普通に考えて、セクシーゾーンのチャプター2の幕開けのための曲だ。そんな歌詞に今まで気づかなかった自分、本当に浅はかだと落胆しました。

 

 

サビのこの辺、全部そうじゃん。

「待ったなしの日々」を越え、「あたらしい」君の声を聞かせて

「曖昧」でいいから「君と僕だけの旅へ」

「変わらないまま、止まらない夢を見て」

 

 

あれほど明けて欲しくない年越しは初めてで、時間は進むし、日々は待ってくれないという、至極当たり前のことを実感させられた。泣いても泣いても涙は出る。それでも、あれだけの愛と暖かさを残してくれて。私が「越えた」かどうかは分からないけど、どちらにせよ彼らは止まっていられなくて、進まなくちゃいけない。

 

あたらしい君、それは、マリウスのことを指すかもしれないし、「5人のセクシーゾーン を卒業した」5人を指すかもしれないし、はたまた、セクシーゾーンのことが大好きなセクラバみんなのことを指していてもいいのかもしれない。とにかく、今、みんなが「チャプター2」にいるということを、何となく実感する。

 

 

 

夢と言う言葉が出てくるけど、Dreamであった「夢みたいに綺麗に消えてOK?」という詞が、Creamでは「変わらないまま、止まらない夢を見て」になるんだよね。

 

チャプター1の締めくくり。夢は「綺麗に消えてOK?」と、余白を残している。

チャプター2の始まり。夢は「変わらないまま、止まらない」ものになった。

え?待って?これ書いてて理解深まってきて泣きそうになってきた。

 

夢みたいに綺麗に消えてOK?の問いかけが、夢は消えないし、変わらないし、止まらないと。Dreamの歌詞が、Creamの歌詞で回収されていますか?こんなのずるいよ。。。。。。。。。。。。。iriちゃん。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

make me bright がこの世でいちばん好きな私にとっては、iriちゃんに「チャプター1」の締めくくりと「チャプター2」の始まりを担ってもらった時点で、もう、結構、感情がバグ。今日まで、そういうところにも気づいてなくて目が節穴すぎる、自分。しっかりしろ。

 

 

 

で、いちばん涙腺やられたのは「曖昧でいいから」かもしれない。この一言。たった一言で人生でこんなに泣けるもん?ってくらい涙出た。曖昧でいいから。曖昧でいいから。曖昧で、いいから。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。。

 

4人が活動する限りずっと概念的には5人だけど、端から見たらセクシーゾーン は4人組に映る、でも、そういう、4とか5の議論は曖昧にしていいんだって。それで、君と僕だけの旅に出るんだよ。それで、彼らはチャプター1から変わらないまま、止まらない、まだ止まってないし消えてない夢を見るんだよ。なんだよこれ!なんだよ!

 

 

 

 

 

 

 

 

泣いていい?(もう泣いてるだろ)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歌番組、本当に大事。歌詞がテロップとして出るじゃん。情報が耳からだけじゃなくて視覚として入ってくると、急に解像度が上がるというか、可視化されて、見えていたようで見えてなかったものが、目と耳から一気に入ってきて、腑に落ちて、紐づいて、大号泣ブチかましました。ありがとうございました。

 

 

 

 

追伸。Creamで爆泣きしたって妹にLINEしたら、実家で飼ってる犬も同じタイミングで爆鳴きしてたらしい。もしかしたらあいつ、違いがわかる犬なのかもしれない。。。。。。。。

 

 

思うまま、陽をさすように照らすから

 

セクシーゾーン ドームツアー2022 ザ・ハイライトに行ってきた!

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私がセクシーゾーンのファンクラブに入ったのは、忘れもしない、2020年10月31日。配信で行われた「POP×STEP⁉︎」のオーラス公演を観た日。当時、ほとんど何も知らなかったセクゾの存在になぜか無性に惹かれて、FC未加入のまま、少し割高のチケットを買った。公演を観て、ボロボロ泣いて、そのままFCに入会しました。

 

だから、まだ、私の中の「セクシーゾーン」との思い出は2年くらいしかないんだよね。もちろんファンになってからいろんな媒体を見漁って、10年の時間を埋めようとはしたけど、今だから好きになったと言う気持ちは否めなくて、それはそれで受け入れているんだけど、でも、ドーム公演のチケットが当たった時、それはそれは大荒れしていたツイッターのタイムラインを前にして、最初に「ごめんなさい」と思ってしまったのもまた、事実で。

 

 

たかだか2年の、新規のファンが入っていいのかな、10年待った、10年守ってくれたファンに譲るべきなのでは。時間を埋めたくて色々見漁ったものの、まだ知らないことがたくさんある。知らない曲とか、知らないエピソードがたくさんの公演だったら、私は楽しめるのかな。何を思うのかな。とか。でもそんなのは本当に杞憂だった。

 

泣くつもりなんて正直なかったんだよ。何度も言うように、私は「たかだか2年」のファンだから。でも、私って思ったよりもセクシーゾーンのことが好きだったみたい。本当に、これを書きながらも泣いてしまうくらい、夢みたいな時間だった。

 

 

OPに期待を煽るようなVTRが流れて、1曲目は「Sexy Zone」だった。イントロが流れただけで、やば、もう泣きそうかも。と思ったのも束の間、スクリーンに映った、早々に泣く聡ちゃんの顔と、それを見てニコニコする風磨さんの顔を見て、あっという間に私も泣いちゃった。あんなのは不可抗力。ずるい。泣くやろ。

 

涙が出たのは、この「Sexy Zone」と、4人が肩組んで歌った「Forever Gold」、「Congratulations」のラストサビで銀テが舞う東京ドームの景色、挨拶中にも泣きそうになる聡ちゃんに「そのままでいいよ」と言う風磨さんの言葉、2011年11月16日の夜空、Dreamで景色が「オレンジ」になる東京ドーム。たかだか2年の月日で、こんなに泣いちゃうと思わなかった。

 

 

一生忘れられない、2020年12月2日。何かの番組で「今のセクシーゾーンは、やっと太陽みたいな時期に入った」的な言葉を聞いたばかりだった。

この時私はまだファンクラブに入って1ヶ月そこらしか経ってなくて、マリウスのこと全然知らないのに、あの日からオレンジ色に取り憑かれたような気持ちになっている。オレンジを見ると不意に泣いてしまう。オレンジって、みんなのことを照らしてくれる、あたたかい色だなぁと思う。それが余計に、涙を誘うよね。

 

1年9ヶ月でグループに戻ってきた聡ちゃんの活休の時間を、気づけば超えていましたね。ただ待つことしかできないけれど、待ってるこの空間があたたかいから、寂しいけど、どれだけでも待てる気がするよ。Dreamのあの景色は、本当に、私、一生忘れない。

 

 

ケンティーが泣いてるところを初めて見たかもしれない。この人はいつの時代もブレずに「中島健人」でいて本当にすごいなと思っていたのだけど、それがどれだけ難しかったかを2年そこらの期間で推し測って苦しい気持ちになってしまう。だからきっとそれは想像の何倍も上回るんだろうね。ずっと「中島健人」でいてくれたことに本当にありがとうしか出てこないよ。

 

聡ちゃん、聡ちゃんがいなかったらきっとあの時「POP×STEP⁉︎」は見れなかったんだと思うんだよね。すべてのキッカケをくれたのは聡ちゃんで、聡ちゃんの決断が私の今日に繋がってる。私を救ってくれたのは聡ちゃんだよ。風磨さんが言うように、そのままでいい。等身大の松島聡が私は大好きだし、きっとみんなそうなんだよな。

 

勝利くんって、本当に真っ直ぐな人だなって思う。用意した言葉じゃなく、あの場で出た言葉をそのまま喋ろうっていうところとか。本人が言ったように、本当にあの場で出てきた言葉だから綺麗にまとまってなくて、だからきっと本心で本当に思っていることなんだって思えた。信頼できる人、だから好きなんだ。

 

マリウス、元気?オレンジに染まる東京ドームをマリウスも観たかな。私はそれを観て本当に涙が止まらなかったよ。いつか会いたいけれど、元気なら、それだけでいいよ。

 

風磨さん。あんな顔してドームに立つなんて本当にずるい。あんなに心から楽しそうな顔なんて。Forever Gold で、メンステで肩組んで、誰よりも嬉しそうに楽しそうにジャンプしてた風磨さんが一生忘れられない。なんか変な切り取られ方をすることもあるけど、風磨さんがセクシーゾーン に対して抱えてる愛の大きさはファンが、あなたを見てる人達が一番わかってるよ。本当に、それが随所に感じられたドーム公演だった。風磨さんのあの噛みしめるような笑顔を浴びて2時間ずっと泣いていたようなもんだよ。セクシーゾーンが大好きな風磨さんのことが、心の底から大好き。

 

 

12月16日から2日経った。夢のような時間がまだ続いているような気持ちになる。いわゆる天井席だったんだけど、それこそオレンジ一面になる会場とか、メンバーが上手下手、メンステとBステに分かれて立ったときに、立ち位置に合わせてメンカラが分散する様とか、手動ペンラでこれが起きるスゴさにも感動させられた。本当に良い時間だなぁと思った。

 

 

 

好きになって2年、セクシーゾーンのコンサート自体は2回目、まだまだ知らない事がたくさんあるんだろうけど、自分の抱えてる「好き」って気持ちをただ大事にしてあげたいなと思う。

 

この日は、大好きな「make me bright」を聴きながら帰りました。私が思うまま、陽をさすように照らすから、どこまでも連れて行ってね。これからも人生が終わる瞬間まで、きっと私はあなたたちのことが大好きです。

 

 

 

セクシーサンキュードーム!

 

「すずめの戸締まり」には希望が詰まっていた

「すずめの戸締まり」公開おめでとうございます!7日にIMAX先行上映で見させてもらいまして、翌日から2日かけて小説版を読了し、どこよりもはやいネタバレ感想ブログを書いてやるぞと意気込んでいる私です!!!(最悪)

 

※がっつりネタバレしますのでご注意ください。

※個人的な内容ですが、少しだけキンプリの件にも触れているので、念の為ご注意ください。

 

 

 

 

自分の人生で一番感動して泣いた映画が「君の名は。」の時点で、新海監督の作品が好きなことは確定していて、「天気の子」も公開直後すぐ観に行ったし、映画館の予告で観た「すずめの戸締まり」も人並み程度に楽しみにしてた。

 

・・・はずだったのに、推しがメインキャストとして出ることになった。人並み程度のそれではなくなってしまって、それから、自分の中でいろんな葛藤があったりもした。

 

君の名は。」の時、声優が神木くんとか萌音ちゃんとか知らずに、ほんとに、事前情報を何も持たないで観た、あの時の衝撃のデカさが、なんかもう、一生忘れられなくて。エンドロールが終わっても涙が止まらなくて、自分でもなんで泣いてるのかわからないほど、ずっと泣いてて。

 

本当は、あれだけの感動をまたしたいと、ずっと思ってる、のに、私は「すずめ」に対しては、事前情報を持ち過ぎてしまっていることが、ちょっと、引っかかってた。そうなってしまってるのは、推しが、ほくとが声優をするから、ということも分かってる。そもそも、ほくとが声優という時点で、私の感動ポイントがすり替わってしまったらどうしよう。とか。いらぬ心配をずっとしてて。

 

 

 

結局、見終わってしまえば全て杞憂だったと思えた。本当に良かった!

椅子かわいい!しか思えなかったらどうしようとか思ってたけど、椅子かわいい!は感想として正解であることが、本編を見たらしっかり理解できた。草太は、かわいくはないから(←あ?)だからこそ椅子が「かわいい」ことで、ストーリーが成り立っていくように見えた。

 

草太のイメージは「神と人間の融合体」なんだそう。イケメンで品行方正。美しくて、芯があって落ち着いた声の、凜とした青年。過去作のメインの男性キャラクター(瀧くん、帆高)と比べて、草太はちょっと、完璧すぎるというか、なんか、取っつきにくいじゃん。その隣にただ鈴芽が並ぶのでは少し、違和感があるようにも見えて。

そこで椅子のかわいさが本領発揮するわけ。品行方正イケメンが、品行方正イケメンの出で立ちで「君は家に帰りなさい。」って去り際に言えば素直に帰るけど、椅子の姿で言われたら、そりゃ、変じゃん。椅子のくせにイケメンムーブメントかますなよ!椅子じゃん!っていう、この「中身」と「見た目」のミスマッチが、もう面白くて「かわいい!」でしかなかった。終始かわいかった。

 

 

草太の隙がない感じが椅子になることで和らいで、結局「椅子かわいい!」しか思えてない俺()になっている気がするけど、それはそれでいいんだ。これが正解なんだろうと、自分の中では腑に落ちてる。

 

 

 

とにかく椅子がかわいいことはさておいて、ほくとがブログで「この映画に出会うタイミング」について話してくれてたことがあったじゃん。あれは完成報告会の日だったかな。

 

推しの舞台挨拶うんぬんではなく、誰よりも早く映画を観れる人がいること、その事実がただただ羨ましくてうなだれてる自分がいたんだけど、今日見れなかった人はきっと出会うべきタイミングがあるんだと、彼はその日のブログで言ってくれて。

私はその言葉が妙に腑に落ちて、あーなんか、そうなのかも、と(推しの言うことなのもあるけど)それを素直に受け入れて時が来るのを待ってた。

 

奇しくも私が映画を見る3日前の夜、キンプリの脱退報道が世間を騒がせてて。

自分もどこか寂しくてやるせないような気持ちになって、アイドルの人生ってなんなんだろう、それを応援しているヲタク(=私)の人生って?と往々にして考えてしまって、私は翌日に別の映画を見る予定だったんだけど、その映画では、なんだかどんなセリフを聞いても彼らのことが過って、不意に泣けてしまうような、よわよわメンタルになってた。

 

こんなんで大丈夫かな、すずめ、ちゃんと観れるのかな、と不安な気持ちもあった。そんな中で観た「すずめの戸締まり」だったんだけど、これがすごくて、自分の人生を深掘りして考えてしまっていた「今」が、なんだか本当にベストタイミングだったように思えてしまった。なんなんだろう、推しってすごい。

 

 

大ネタバレするけど、要石が両方抜けたミミズを封じ込めるシーン、草太が祝詞を唱えた後に付け加える言葉があって。

 

”命がかりそめだとは知っています。死は常に隣にあると分かっています。それでも私たちは願ってしまう。いま一年、いま一日、いま一時だけでも、私たちは永らえたい!

 

 

草太は椅子のまま要石となって、急にこの先の人生を絶たれてしまうという場面展開の後のこの台詞だからこそ、余計に涙が出て。いちばん泣いたシーン。

 

命はかりそめ。死と隣り合わせ。鈴芽も「生きるか死ぬかは運」とか言うし。そんな世界で、私たちは「一時だけでも永らえたい」、それは死ぬのが怖いというより、何かを道半ばで閉ざされることの恐怖の方が近い。何者でもない自分だけど、何者でもないまま、本当に終わってしまう。人生なんてどこまで行っても後悔の連続なんだろうけど、それでも、道半ばという感覚は、人生を悲観してしまっていた私にだってある。

 

何より、私はこの台詞を「推しの声」で聴いている。うまく言葉に出来ないけど、それだけで救われるような気持ちになった。(推しだからどうこうということはなくフラットに観ていたつもりが、ここだけはどうしても。)

 

自分は人の応援ばかりして自分自身には何の取り柄もないし、悩んでばかりだし、一体何のための人生だと思いながらダラダラと過ごしていたのだけれど、それでも、現状を手放したいかと聞かれたら、そんなことはない。人の応援ばかりしてる、けど、それが好きなんだから。そんな自分ごと好きでしょ。平凡だけど、好きと思えるものに囲まれて、出会うものたちに楽しい人生にしてもらっている。確かにそれは、私にとって失いたくないものだと思った。

 

何を見ても自分に立ち返って凹んでしまったり、ネガティブでついつい悲観的になりがちな自分が、やたら前向きな気持ちで映画を見終えたことが、なんというか奇跡のようで。私自身はどうせこのまま、ずっと何者でもないまま一生を終えると思うけど、それでも、そんな自分の人生にも意味があったような気が、未来にまだ希望があるような気がして。しかも、気づかせてくれたのが推しの声で。それが、ただすごく、嬉しかった。

 

 

 

この後、ラストシーンが冒頭の夢に繋がるという、俗にいう”伏線回収”のような展開が待っているんだけど、ここは「君の名は。」で、三葉と出会う前の瀧くんが組紐を受け取るシーンをオマージュしたようで、また涙が出た。

 

思えば、鈴芽が九州で扉を開けなければ。要石を抜かなければ。草太が椅子にならなければ。草太が要石にならなければ。ふたりの感情を弄んで震わせてきた出来事の全ては、子どもの鈴芽を救うことに繋がってて。

 

伏線回収と言ってしまえばそれまでなんだけど、そんな言葉で処理しきれないというか。輪廻転生、巡り巡って今の自分が在るような、今までの人生全てが必然だったかのような、そんな気持ちにさせられた。

 

 

 

 

あと、過去作と大きく違うように見えたのは、環さんの存在。

君の名は。」の場合、瀧くんのお父さんはご飯当番の話を一瞬したくらい、三葉のお母さんは亡くなっていて、お父さんとは別で暮らしている。保護者であるおばあちゃんは、作中ではストーリーテラーのような立ち位置に見える。

「天気の子」では、陽菜のお母さんは三葉のお母さん同様に亡くなっていて、こちらは保護者はいない。帆高の両親は、行方不明届は出しているものの作中には登場しないし、須賀さんは、保護者とはまたちょっと違うような。

 

鈴芽も過去作の主人公たちと同様にお母さんを亡くしているけれど、叔母の環さんという、れっきとした「保護者」がいた。

ほくとはパンフレットか何かで「今まででいちばんファンタジー」って言ってたけど、個人的には今までで一番リアリティーがあるように思えてて。笑 それはなんでだろうって考えたんだけど、今思うに、環さんの存在が大きかったのかも。

過去作にはあまり描写がなかった存在で、その過保護っぷりに共感する部分もあって、でも最後は二人の紡いできた時間を想像して涙が出てしまう。主題はファンタジーが強いけれど、副題のような、人との絆の描写が、すごく丁寧でリアル。

 

"それだけじゃない"って言うんだよ。環さんが。あの自転車のシーン本当に大好き。なんでそんな言い回しが思いつくんだろう。それに”分かってる”と返せる鈴芽も素敵。

 

 

 

 

何もないところから生まれる初見の感想は、もう二度と来ない。だからこんなブログを残そうと思った。今日、2回目を観に行っちゃう前に。笑

でもこんな、主観ごりごりの感想文なんかただの自己満でしかなくて、反芻して、いろんな言葉を噛み締めて、そうしているうちに、ふと涙が出てしまう「すずめの戸締まり」が、早く日本中に届くことを願うばかり。そして逃げも隠れもせず、大っぴらにネタバレツイートをしたい。笑

 

いつも「作品に出会わせてくれてありがとう」と推しには思うのだけれど(そうじゃないと、観ないものばかりなので・・・)今回ばかりは、なんだか、言葉にならない。私のために日本中からありったけの希望をかき集めて閉じ込めたような、そんな作品に思えた。「君の名は。」も忘れられないけれど、「すずめの戸締まり」も、一生忘れられない。推しの言葉を借りるとするなら「あと何回観れば気がすむのだろう」って、私も思う。とにかく特別だってこと!

 

 

救ってくれて、前を向かせてくれてありがとう。私も、まだ終われないこの先の人生を「行ってきます!」