ヲタクのたわごと

なんかあったらこっそり更新する

自分を汚れと比喩してくる推しがガチ感あって悲しくなって泣いた

(語弊タイトル)

 

 

 

第一印象でとてつもなく好きだと感じる曲は山ほど出会ってきたような気がするけど、たった一言の歌詞が刺さって悲しくなって抜け出せなくなったのは初めてかもしれない。

 

今日、2022年1月4日は、SixTONESの2nd album「CITY」のフラゲ日で、

今、わたしは、そんなCITYの初回限定B盤の特典DVDをだらっと見ていたわけ。

 

 

 

収録されている「真っ赤な嘘」をみていたら、「自分が鏡に映って、落ちない汚れを見ているようで」という歌詞が出てきて。これがあまりにもクリティカルヒットしているわけ。悲しくなっちゃって。

 

ネガティブとポジティブで歌いわけしたという曲の構成も、一度聞いただけ、詞を読んだだけじゃわからなくて、自分なりの最適解と、あと、ちょっとでもハッピーエンドにこじつけないと悲しくて眠れなくなるので、歌詞読解、させていただきます。勝手にすみません。

 

 

※「真っ赤な嘘」頭出ししてます

youtu.be

 

 

衣装からもわかるけど、黒い衣装を着た北斗が「ネガティブ」な歌割りを

白い衣装を着たコーチが「ポジティブ」な歌割りを。

 

解釈は何通りあってもいいと、2人だと思ってもいいし、1人が持つ2面的な感情だと思ってもいいと、そう言っている記事かブログがどこかにあったけど、わたしは「1人」の方がしっくり来る気がした。

例えば冒頭、「素振りがそっけなくなり感情が湧かなくなった、いやでも、それは恋が愛に変わっただけだ」と、どちらかといえば「言い聞かせている」ような構成に見えるなあと。基本的に「ネガティブ」が先に来て、それを封じ込めるように「ポジティブ」がくる

 

わからなかったのはBメロでポジティブ解釈が、何かを裏返すところ。

1番は「純粋(的)」2番は「信じること」。それぞれ裏返すとなんなんだろう?と、Google先生を駆使して(ググっただけ)探りをいれてみた結果、しっくり来た解釈はこれだった。

 

純粋の裏返しは「意地」で、信じるの裏返しは「信じたい」

 

これを一旦正とすると、「言い聞かせる」という構図が綺麗に成り立ってしまうわけで。だってこの「裏返し」に続く歌詞は「正しい愛を掴んでいる」なんだよ。

 

自分が掴んでいる愛は「正しい」って、意地になって信じたいんだって考えたら、やっぱり悲しくなってしまった。そしてそれをネガティブ解釈が「(本当に)掴んでいる?」って聞いてくるわけ。悲しすぎて結局眠れないんですが。

 

 

 

さらに歌詞ネタバレさせると、2番冒頭「サイレン」という言葉が出てきて、これがあまりにも急で、一体何の比喩なのか(あるいは比喩じゃないのか)わからなかったんだけど、個人的には、直後に出てくるポジティブ側の「優しい声」を指してるんじゃないかなぁ、と、突如思いついた。

 

サイレンは煩く鳴り響いていて、まるで優しい声とは程遠い。でもポジティブ側の詞はのちに「気づけなかった」と続く。優しい声に気づけなかった。それは、危険を知らせるサイレンのような騒音ではなく、ただの優しさだったのでは。実家を離れて気づくおかんの有り難み的な(急に変な比喩をすな)

 

 

 

ネガティブとポジティブで棲み分けがされているという歌割りも、どうもネガティブに寄って聞こえてしまっている。ハッピーエンドを探していたのに。

 

北斗、コーチ、それぞれの笑顔のカットすらも悲しく見えてしまってどうしようもないぜ!!

北斗は狙って悲しく笑っているように見えるけど、コーチの満面の笑みですら、なんか悲しい。というか、強引こじつけポジティブ(※わたしの勝手解釈)が相まってちょっと怖くなっている。(※勝手解釈のくせにすいません)

 

結局冒頭に書いた「落ちない汚れを見ているようで」の解釈は分からないままなんですけど、

 

 

 

 

 

 

ん。。。?

 

 

 

 

 

 

〜〜〜ここで突如の特大追記ゾーン!(2022.01.06更新)〜〜〜〜

 

 

「真っ赤な自分」
「落ちない汚れを見ているようで」
「心を素通しできたら痛まないのに」

 

2番サビから繋がるCメロの言い回し、私が悲しくなってしまった該当箇所、理解できずにいたけど、それはネガティブを無理やりポジティブで押さえつけているように見えていた「彼」が、嘘をついているわけではないと思っていたからだ!

 

この「Cメロ」に関しては、だれかが、嘘をついている。だとすれば、辻褄が合う気がする。「くだらないこと」は、すなわち「くだらない嘘」じゃないかな。

 

素通り」だと、まともに相手しない、受け止めないような心情を感じ取れるけど、「素通し」は、見渡せるとか、遮るものがないとか、そういう意味らしいので、「自分の嘘が相手からも見渡せていてすべてバレていたら、心が痛まないのに」と、受け取れる。

くだらない嘘で積み上げた「自分のようで自分じゃない存在」が落ちない汚れのようで。汚れは嘘を指してるとしたら。

 

あーこれ、勝手解釈だけど、ちょっと報われた。よかったね、ここの歌詞見て泣いてた二日前の私!

ただ劣等感で、鏡に映る自分に対して「落ちない汚れを見ているようで」とか、悲しすぎたから。

自分じゃないね。自分じゃない。嘘を悔やんでいるだけだ。

自分だけど自分じゃないんだ。。僕が僕じゃないみたいだ。。。(?)

 

Aメロから歌っている主人公が嘘をついているのか、新たな登場人物がいるのかは、まだわかりません!今後の追記ゾーンにご期待ください!(誰?)

 

 

 

 

 

 

〜〜〜追記ゾーンおわり〜〜〜

 

細かい詞のニュアンス、例えば、素通りではなく「素通し」だとか「身を知る雨」は和歌の抜粋だったりとか、そんなところから日本語の良さとか、和メロっぽさも感じて感心したりしてました。

 

 

フルを聞いて、フルMVをみて、かなり印象変えられてしまい完全に1本取られましたな!

これは「真っ赤な嘘」にとどまらず「LOUDER」然り「With The Flow」然り、いや本当に、SixTONESすげーな!!!

 

 

すごい悲しいけどいい曲だと思います。真っ赤な嘘。

悲しい曲も、長い人生を生き抜くために時には必要だからね。

まだ今日はフラゲ日ですから、これからしっかり、聴き込みたいと思います。まだまだたくさん、お世話になります。