ヲタクのたわごと

なんかあったらこっそり更新する

偏見の渦中で生きる彼らの歌

 

セクシーゾーンとストーンズのヲタクをしていて

誰しもそうだと思うけど、それぞれでいちばん好きな歌というのが存在するわけ。

それが自分の場合「make me bright」と「フィギュア」で。

 

make me brightの2番Aメロ

誰だってみんな寄り添い
形のないものを語りたい
心地よい あなたと過ごしたい
イムリミットからは
目をそらしたい でも空を飛びたいよ
夢でならride on
訪れるエンドロールに

踊りながら
on your beat lalala
溶けて行くように

 

フィギュアの1番Aメロ

そんなうまくいくもんじゃない
でも人生ゲームやめれない
手のひら返し なんていらないし
今更どの面下げて歩いてんの
呑気にお気楽 お気の毒様
まだまだ世の中 こんな薄情?
ラジオノイズ 降りるチョイス
途切れ途切れタクシー

 

なんか曲調というか、曲本来が持つ雰囲気はぜんぜん別物なんだけど

歌詞を見てると、どちらも当て書き感があるというか、

まるで彼らが置かれている状況の渦中を表しているような内容で

それが、自分のいちばん好きな歌同士なんだから不思議だなぁ。と思って。

 

上に載せたのは、それぞれ好きな詞が入ってる箇所なんだけど

イムリミット」とか「降りるチョイス」とか、

よりにもよって「ジャニーズ」という場所でエンターテイメントをやっている、

その渦中にいるアーティストに、そういう言葉を言わせてるのが本当に。もう。

 

自分が思う、make me bright の意訳は

愛してくれるあなたが陽が差すように僕らを照らしてくれるから

世間から浴びる冷たい言葉も受け止めて、僕らは夢を叶えるまで挑み続ける。

だと思ってて。

 

対して、自分が思うフィギュアの意訳は

夢が散っていく薄情な世の中で、

それを裏切らないモノだと無理に思い込んでいた自分はもういない。

やっと並んだショーウィンドウで、代替不可になるから、見守っていて。

だと思ってる。

 

 

 

スノストのデビューが決まった時に宮近が言ってた

残酷さもエンターテインメント」って言葉が、永遠に耳に残ってて。

 

私は渦中にいたらその真髄には触れたくないよ。触っただけで崩れそうだもん。

きっと誰しもそういうネガティブな側面を孕んでいて、

でもそれすら「エンターテイメント」だと言うんだから、彼らはすごい。

 

簡単な言葉にすると脆くて崩れそうなのを、あえて彼らは「歌」として届ける。

生き様も過去も苦悩も、全てエンターテイメントに昇華させてしまう。

いや、ほんとにもう、すごいと思わざるを得ない。

 

でもさ、歌はすごく良いのに、歌い手が微妙だなぁと言うときが、正直たまにあるよ。

その点においても、彼らは、

良い歌を、ちゃんと腑に落ちる形で私たちに届けてくれるから好きなんだよね。

 

 

アイドルは基本的には誰かが作った歌を歌うから、

そんなの、好きになるか否かは楽曲提供者によるじゃないか。と思うこともあるけど、

それは、

つんく♂さんの曲が素敵なだけじゃなくて、

それをモーニング娘。が歌ってるから素敵だって言われるようになりたいです。

っていってた石田亜佑美さんの言葉の通りだと思う。

 

 

make me bright は セクシーゾーンがオリジナルで

フィギュアはストーンズがオリジナルだから、良いのよ。

もちろんひっくり返して歌っても素敵だとおもうけどね。

 

彼らがその曲を歌うからこそ意味がある。

なんか急に言いたくなったから、書いただけでした。自分用!